【ブンデスリーガ】近年まれに見る、激しい争いに。2部入れ替え戦に臨むチームはどこになるのか!?

3チームが絡む激しい降格圏争い

絶対王者バイエルンの5連覇が決まり、上位ではCL出場権(ストレートイン)争いが注目されているブンデスリーガですが、今シーズンは降格争いも面白い展開になっています。

今シーズンはダルムシュタット、インゴルシュタットの2チームの降格が決まりましたが、残る1枠の1部、2部入れ替え戦の椅子が残っています。現在なんとかその椅子を逃れようと13位、マインツまでの4チームが争う状況となっており、上位争いと同じく面白い展開になっています。その中には日本代表の酒井選手、宇佐美選手、武藤選手の3名も巻き込まれる形になっています。

前節、途中出場から武藤選手がゴールを決め、勝利をものにしたマインツは得失点差の状況から次戦よほどの大量得点をとられない限りはほぼ残留は確実になりました。今回はそんな降格争いに巻き込まれたチーム同士が争う最終節の見どころを紹介していきます。

すべてはこの試合の結果次第。HSV 対 ヴォルフスブルク

降格圏を争うチームの中で最も苦しい状況に立たされているのが勝ち点36でほかのチームより不利な状況に立たされている古豪、ハンブルガーSV(以下HSV)です。

HSVには日本代表の酒井高徳選手が所属しており、今シーズンからチームキャプテンに任命されたことで話題となりました。

ブンデスリーガ設立以来、1度も降格をしたことがないチームにとって最終節は直接の降格圏争いのライバルのヴォルフスブルグ。得失点差を考慮すると生き残るためには勝利が絶対条件となります。

HSV生き残りのカギになるのは、今シーズン何度となくチームの苦しい状況を救ってきたストライカーのウッド選手です。ウッド選手の能力には他のクラブも注目しており、ドルトムントがオーバメヤン選手の控え要因として狙っているのではないかという噂が最近立つほどの実力者です。

得点力不足にあえぐHSVにとってウッド選手が最終節で爆発できるかどうかが攻撃陣の課題になってくるでしょう。

もっとも不利な状況に立たされたHSVは残留争いの直接のライバルであるヴォルフスブルクと対戦します。

前年度チャンピオンズリーグ出場チームが降格争いの渦中に。15位ヴォルフスブルグ

対するヴォルフスブルグは08-09シーズンに優勝を経験しており昨シーズンはCLベスト8まで進出しレアルマドリードに1stレグで土をつけたドイツでは強豪の位置に立つチームです。

かつては日本代表の主将の長谷部選手も所属したことでおなじみです。

ただ、今シーズンは昨シーズンまで攻撃の要の一人だったシュールレ選手や、シーズン途中には絶対的エースのドラクスラー選手をパリに引き抜かれ弱体化の穴を埋めきれずにいます。

今シーズンはHSVに敗れれば、入れ替え戦に臨むことが決定する厳しい状況に立たされています。キーとなるのはこちらもストライカーの存在でしょう。

ドイツ代表でかつてはバイエルンの点取り屋として実績を残してきたマリオ・ゴメス選手がその経験を活かした得点感覚で活躍できるかが重要となってきます。ベテランの域に達したとはいえ、チームダントツトップの16ゴールを記録しているゴメス選手への依存度が高いチームにおいて今シーズンはこの選手に最後まで頼るしか道はないでしょう。

ドラクスラー選手の代わりに獲得された元マインツのゲームメイカーのマリ選手も徐々にフィットを見せており、HSVに比べると攻撃陣はややヴォルフスブルグに分があるでしょうから、早い段階での得点が欲しいところでしょう。

宇佐美選手所属の14位アウクスブルクは粘り切れるか!?

仮にHSVが勝利した場合、宇佐美選手の所属する14位のアウクスブルクには一気にプレッシャーがのしかかります。

アウクスブルクとヴォルフスブルクの得失点差はわずか1と1試合で簡単に変わってしまいます。そんなアウクスブルクの相手はCL出場権を争う、4位ホッフェンハイム。
仮に1-0でヴォルフスブルクが敗れたとしてこの時点で得失点差は2。アウクスブルグが3点差以上の差をつけられると降格してしてしまう可能性があります。
そういった意味では総得点が64得点で、強力な得点力を持つ対戦相手とマッチアップしたアウクスブルクは大量失点のリスクが3チームのうち一番高いといっていいでしょう。

宇佐美・酒井の日本人選手の運命やいかに?

いかがだったでしょうか?最終節まで見どころがあるブンデスリーガ。攻撃的で勝敗の予想がつかないこのリーグは本当に面白いですね。
個人的には日本人選手が所属する、HSVとアウクスブルクを応援したいところですが、結果は神のみぞ知るところ。
ぜひ残留争いに注目しながら観戦したいですね!

欧州サッカーが好き。気になったことを記事にしています。