悲願達成に向け、奇跡を起こせるか!?アトレティコ・マドリード VS レアル・マドリード

1st レグはクリスティアーノ・ロナウドの圧巻のゴールショー

イタリアの絶対王者、ユベントスが一足早くモナコを抑え、決勝で待ち構えるチャンピオンズリーグ。もう一つの椅子をかけ、いよいよアトレティコとレアルの第2戦が始まります。

第1戦では、強力な攻撃陣を擁するレアルに対して堅守速攻のアトレティコがどれだけ失点を抑えることができるかに注目が集まっていましたが、ふたを開けてみれば最近絶好調のエース、クリスティアーノ・ロナウド(以下:C・ロナウド)が準々決勝のバイエルン戦に続く2試合連続となる圧巻のハットトリックを達成し、まさにロナウド劇場となりました。

第2戦もロナウドが好調を維持し、爆発すれば決勝への道は堅いといえます。

昨年の決勝のカード。要塞、ビセンテ・カルデロンでの奇跡を起こせるか

第1戦を終え、アトレティコは決勝進出の為に、4ゴールが必要で最低でも3-0でのスコアで延長戦に持ち込む必要があり、非常に厳しい状況に立たされました。

第2戦でレアルを相手に逆転し、決勝に進出するということはまさに奇跡といってもいいでしょう。しかし、今大会はバルセロナがパリ・サンジェルマンに4点差をひっくり返す奇跡を見せるなど、サッカーはどんなことがあるかわかりません。

アトレティコにとって今回の対戦は前年の決勝と同カードで、ここ3大会で2回の準優勝という悔しい思いをしている直接の対戦相手になります。アトレティコを率いるシメオネ監督や選手はセカンドレグに全力をかけて挑んでくることは間違いないでしょう。

また2戦目を戦うホームスタジアムのビセンテ・カルデロンではアトレティコが無類の強さを誇ることは有名です。今シーズンのチャンピオンズリーグでアトレティコはホーム無敗でバイエルンなどの強豪を下しています。

また今シーズンを持ってアトレティコはホームスタジアムをビセンテ・カルデロンからエスタディオ・マドリードに移動することが決定している為、今回のマドリードダービーはこのスタジアムでの最後のダービーとなります。

攻撃陣の奮起なるか!?カギを握るのはやはりグリーズマンか!?

とはいえ、いかに、舞台が整っていたとしてもレアルの圧倒的有利は揺るぎません。

また、アトレティコはアウェーゴールを1点でも許すと5点以上をとらないといけなくなるため、絶望的な状況になります。

まずは失点しないこと―。

そして後半の初めまでには得意のカウンターを成功させ何とか2-0までには持っていきたいところです。逆に言えば終始守備陣が安定しているアトレティコであれば、早めに得点すれば可能性は大きくなるでしょう。

得点を奪うためのキーマンはなんといっても昨シーズン大きな飛躍を見せ、大エースと成長したフランス代表のグリーズマン選手でしょう。今シーズンも序盤こそ苦しみましたが、安定したパフォーマンスを見せており国内リーグでは16ゴールとチームトップスコアを叩き出しています。強力なスピードを活かしたカウンターをより多く仕掛けていくためにはカラスコ、コケ、サウール、ガビの魅力的な中盤の選手たちが、いかにハードワークを継続し、プレッシングをかけていくかにもかかっています。
守備の面でいえば、C・ロナウドを以下に止めるかがキーです。逆にロナウド選手以外の攻撃陣でいえばベンゼマ選手が怖いですが、ベイル選手は怪我の影響で試合には出ないことが濃厚ですので、変わりはトップの残り1枠はイスコ選手になると予想されます。イスコ選手も十分に怖いですがアトレティコの組織的で経験豊富な守備陣であれば十分に守りきることができます。DF陣の核である2人のセンターバック、ウルグアイ代表のゴディン選手とサヴィッチ選手の2人とC・ロナウド選手のマッチアップが守備面では注目ですね。

カリスマとしてチームに規律を与え、素晴らしい組織サッカーでタイトルまでこれまで何度も迫ったアトレティコですが、今シーズンでシメオネ監督は辞任することが濃厚とのうわさもあります。現在の所属選手も含めて、これほどの陣容でのアトレティコの躍進を見られるのは今シーズンが最後かもしれません。悲願のチャンピオンズリーグ優勝に向けて、攻撃陣の奮起にぜひ期待して観戦したいですね。

欧州サッカーが好き。気になったことを記事にしています。